ケツイキ(ドライオーガズム)は、前立腺への連続的な刺激で生まれるオーガズムです。
ケツの中とアネロスの構造を理解するとケツイキに達成しやすいです。
PC筋を意識する

アネロスを正しい向きで挿入すると、アネロスの頭の部分が自然に前立腺にあたります。
前立腺への連続的な刺激を生み出すには、PC筋・肛門括約筋を締めたり緩めたりする必要があります。
意識する場所はPC筋。
PC筋は図のアバットメントが押さえつけている(4)の部分、ケツの内側の筋肉です。
勃起時にチンポにグッと力を入れると、チンポがビクンと動いたりより硬く大きくなりますよね。
実際はチンポに力が入っているのではなく、PC筋に力が入っているのです。
このPC筋を上手にコントロールできるようになると、ケツイキに大きく近づきます。
力の加減
肛門括約筋に力を入れてしまうと肛門が締まります。
しかしそれではアネロスがロックされてしまし、前立腺への連続的な刺激が生み出されません。
ケツイキするためには、「PC筋の締めつけ」と「肛門括約筋の緩め」の両方が必要になります。
アネロスを動かすためには、肛門括約筋(ケツの穴)は常に緩めておく必要があります。
ケツの穴を緩めている状態で、PC筋(チンポの根本の奥ら辺を意識)を締めます。
PC筋が締まるとアネロスがケツの奥に引き込まれます。
この時にアネロスの頭の部分が、前立腺を擦り付けるようにストロークします。
同時にアバットメントが会陰部を刺激します。
PC筋を緩めると、アネロスは元の位置に戻ります。
これを繰り返すことで、前立腺が連続的に刺激され大きな絶頂を迎えることができます。
アネロスは自然に動く
上記ではアネロスを動かすためには、「PC筋の締めつけ」と「肛門括約筋の緩め」が必要と言いました。
しかしアネロスは、呼吸とケツの筋肉の動きで自然に動くように設計されています。
なのでアネロス挿入後は基本的には何もしなくてもいいです。
じっとしていれば勝手にアネロスは動き出します。
ただこの「何もしなくてもいい」が難しいのです。
人間の体は、ケツに何かを挿入するように作られていません。
なので初心者はケツに何かを挿入すると、どうしても余計な力が入ります。
アネロスが自然に動かないのは、余計な力が入っているからです。
ケツのどこにどんな力が入っているかを理解するために「PC筋の締めつけ」と「肛門括約筋の緩め」がもっとも重要になります。
ケツイキは練習が必要
「何もしなくてもいい」なら、アネロスを挿入して待っていたら勝手にケツイキする。
なんてことは残念ながらほとんどの場合ありません。
よほどのケツイキ体質ではない限りありえません。
ケツイキの感覚を習得するまでには何度か練習が必要です。
筆者もケツイキ経験者ですが、習得するのに数回チャレンジしました。
ケツイキさせようと、無理矢理手を使ってアネロスを動かしたりする人もいますがそれは逆効果です。
無理矢理動かしてもケツイキすることはありません。
ケツイキは呼吸とPC筋・肛門括約筋の運動により自然にアネロスが動き、前立腺への連続的な刺激きを自然発生させて起こる性的現象です。
とにかく最初は何もしないながらも、ケツのどこにどう力が入っているかを感じましょう。
「PC筋の締めつけ」と「肛門括約筋の緩め」ができると「あれ?アネロスが勝手に動いてる」ってなります。
気長に待とう
ケツイキを習得するには、多少の時間と手間がかかります。
なので途中で諦めてしまう人がいます。
しかしケツイキは確実に存在するオーガズムです。
習得するまでに時間がかかるということを理解して、気長に取り組みましょう。
「今日も無理か、まぁいいか」と諦めかけたその時に、ケツイキに達するというのはよくある話です。
ケツイキしてやろうと意気込むより、楽な気持ちで何もしない方がケツイキに達しやすいです。
そしてケツイキを経験したこの日を境に、どんどんケツイキしやすくなります。
ケツイキは、想像を絶するほど気持ちいいです。
しかし習得するには少しの時間と訓練が必要です。
最初はとにかくリラックスして、ケツにアネロスを慣れさせるようにしてください。